フレッツ:東西×新旧でバラバラな4サービス

Dec 25, 2009 8:48 AM


東西×新旧でバラバラな4サービス | 情報・通信:ニュースを読み解く解説記事&特集 | nikkei BPnet 〈日経BPネット〉

 外部のパートナ企業などがNTT東西のフレッツ回線ユーザー向けに上位レイヤー・サービスを提供するのに使うサービスの代表が、コンテンツ配信系のサービスである。現行サービスは、東西がそれぞれNGN向けの「フレッツ・キャスト」を用意するほか、東日本の地域IP網向けの「ドットネットEX」、西日本のプレミアム網向けの「フレッツ・v6キャスト」と4サービスがある。

 いずれも、IPマルチキャスト機能を使ったコンテンツの一斉配信、ユニキャストのストリーム配信などが可能で放送型の映像サービスを提供する事業者に利用されている。「これだけの規模のマルチキャスト対応ネットワークはほかにない」(井上取締役)と自負するように、フレッツ・サービスの一つの特徴にもなっている。

 ただし、コンテンツ配信にも課題がある。それは、NGNと地域IP網/光プレミアム網を合わせたフレッツ・ユーザー全体を対象に配信できるメニューがないことだ。フレッツ・キャストだけを利用しても、配信対象は東西合わせて100万に満たない。1200万のフレッツ・ユーザー全体を対象にコンテンツを配信するには、これら4サービス全部に契約する必要がある。コンテンツ事業者にとっては大きな負担だ。